中国語修辞学

修辞学
■書名:中国語修辞学
■著者:王希傑著
■訳者:修辞学研究会

■ISBN 9784872201925 
■体裁 A5 判 566 頁  
■本体価格 5,820 円

【目次】
『中国語修辞学』日本語版への序文/『中国語修辞学』への序文/改定本前言

第一章 修辞活動と修辞学
古く若い修辞学/「修辞」ということば/修辞と修辞学の定義/修辞学の研究対象/修辞手法と修辞方式/修辞学の任務、範囲と効用/修辞学の研究方法/中国語修辞学の古と今/いかにして中国語修辞学を学習すべきか

第二章 コミュニケーション時の矛盾と修辞の原則
コミュニケーション時の矛盾/ラング(“語言”)とパロール(“言語”)、思惟、思想 /言語世界と物理的世界/受信者/発信者/場面/前提/視点/適正性

第三章 言語変異と同義手法
同義手法の多様性/ラングの同義手法とパロールの同義手法/修辞活動は同義手法の選択活動である/言語変異と同義手法の選択/地域変異/言文変異/社会変異/様式変異/顕在的同義手法と潜在的同義手法


第四章 意義
ラング的意義とパロール的意義/同形異義/同義異形/社会文化的意義/個人連想的意義/文脈的意義と文脈的意義変化/状況的意義と状況的意義変化/曖昧な語義と曖昧なことば/伝達意義と受容意義

第五章 音声
音声と表現効果/擬音と連綿/音節/拍子/置き字と畳語/韻字/平仄/諧音 2/語音と多義性

第六章 構造
文間関係と構造形式/縦横/整と散/長短/語の順序/文の順序/話の連結/辞格と連結/挿入語と反連結

第七章 均衡
言語の均衡美/対句/対照/排比(並行体)/頂針(連鎖法)/回環(回文)/互文 2/列挙分承/均衡の局限と超越

第八章 変化
言語の変化美/重義/反語と誇張/婉曲/相反相成と顧名思義/拆字と拆語及び釈語と析語/頓跌と曲説及び擬誤と存誤/品詞転換と返源及び蔵語としゃれ/象嵌と偏取

第九章 偏重
言語偏重の美/反復/漸層/引き立て/設問/反問/類聚(累積法)/同語反復/排除

第十章 連係
言語の連係美/比喩/比擬/提喩及び図形記号/象徴と暗示/拈連(軛語法)/移就(転移修飾語)/倣擬(地口)/引用

第十一章 文体
文体、文体学と修辞学/文体の特色/文体の形成/文体様式と修辞/公文文体 4/科学技術文体/政論文体/文芸文体の特徴/文芸文体の分類

第十二章 表現様式
表現様式と修辞学/華麗/平明/明快/含蓄/詳悉/簡潔/典雅と通俗/表現様式の鑑賞と育成

結語 修辞学と弁証法

後記(1980年の後記)/改訂版後記(2003年の後記)/『中国語修辞学』日本語版への著者後記/『中国語修辞学』翻訳者後記/索引



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